とある商店街で、町おこし的なアートイベントをやっていたときのこと。
若きアーティストたちが、目をきらきらさせながら作品を並べて売っています。
私は若いアーティストが大好き♪
なぜって、それで食べていけるかもわからないのに、
どうしても創らずにはいられない、その湧き上がる情熱に
憧れを抱くのです。
かつて私も自分で何か作り出してみたい、と油絵を習ったことがありました。
しかし・・・できあがる絵は、魂のこもっていない、フワフワしたやさしげなものでした。
自分の好みとはまったくかけ離れてて、がっくりです。。
先生に相談してみると、
「まどかさんは絵を描く必然性がないからよー」ということでした。
曰く、
私はファッションや食べ物、旅行などいろんなことに興味があり、
社交性もあるし、仕事をして、彼も友達もいて、自分を出す場を持っている。
絵でしか自分を表現できない人がいるのよ、と。
たしかに。
そのクラスには、人と口をきくこともままならないような、
絵に自分のすべてをぶつけるしかないような人が何人かいました。
彼/彼女たちの絵の強さといったら・・・! 上達の早さといったら!
うーん、こういう人たちが芸術家なのね。
妙に納得した私は、それ以来、見るほうに専念することにしたのでした。
この、私が思う「芸術家」像は、こちらの小説でも深く描き出されていました。
月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)/ウィリアム・サマセット モーム
800円 Amazon.co.jp ゴーギャンがモデルといわれています。
さて、話は戻って、
そのアートイベントで、ひとつの絵が目に留まりました。
香川真依子さんという方の作品です。
わーすてき!わたし好み! 鳩かわいい! 買う買う!
なんと、全部ポスカで描いているそうです。
三菱鉛筆 水性マーカー ポスカ
250円 Amazon.co.jp
でも待てよ、
黄色もいい。
あ、でも待てよ、羽の柄がちがう・・・?
柄はこっちのほうがいいなあ。
あ~っ、迷う!
はっ!
1コ500円・・・2つ買ったところで、1,000円じゃあないか。
なにケチくさいこといってんだ、私!
それに、並べて飾ったらオシャレかも、とひらめきました。
というわけで、2ついただくことにしました。
作家の彼女は「段ボールみたいな色に合うんですよ~」と、かわいい説明をしてくれ、
段ボールをどっかから取り出して、ほら、と当てて見せてくれたのでした。かわゆす♪( ´▽`)
2つ買うと私が伝えると、「うれしいですっ」と何度もお礼を言ってくれました。
いえいえ、こちらこそ、たった1,000円でステキな絵を手に入れられて、
うれしいんですよ♪
せっかくなので、おすすめに従って、段ボールみたいな色の壁に飾ることにしました。
こんな感じに並べて
(写真は床です。壁の色がうまく撮れなかったので・・・)
似て非なるものを並べて飾ることで、何か心がざわめくような、
不思議な効果が出せたかと思います。
ちょうどアンディ・ウォーホルの絵のように。
絵そのものだけでなく、どうみても100円ショップ的なフレームを
裏面はボール紙・・・
ペイントすることで、味のある感じに仕上げているのにも感心しました!
塗りムラがいいですね。
ペイントの力ってすごいですよね。
どんな安っぽい素材も、いい雰囲気に変身させてしまいます。
皆さんも何かピンとくる作品を見つけたら、臆せず買ってみてはいかがですか?
無名の作家であっても、あなたの感性を信じて。
自分もhappy、アーティストもhappyです♪
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