(前回までのあらすじ) ミステリー小説風に読んでね♪
昨今世に出回っている、キノコやヒトデなどのキモかわいいオブジェたち。
そんなものに魅了されてしまう自分の不可解な趣味を、誰にも言えずに戸惑っていた“私”。
ふとした偶然から、“私”は、16世紀ヨーロッパに端を発したヴンダーカンマー
(珍しいコレクションを陳列した部屋のこと)なるものを知る。
世界の珍品奇品を集めては飾り、独自の世界を表現したい、というその想いは、
まさに、現代の海外インテリアフリーク - “私”に相通ずるものであった。
そのヴンダーカンマー ワールドを日本で再現した秘密の場所があると聞き、
“私”はさっそく出かけてみることにしたのだが・・・
◆
目的地は、東京大学総合研究博物館小石川分室。
正面から見たところ この眺めは、小石川植物園に入ると見れますよ♪
丸の内線の茗荷谷駅を降り、いかにも文京区~といった風情の街を歩くこと8分。
到着しました~!なにやら小ジャレた入り口ですね。
そうそう、「驚異の部屋」展に来たんです。建物ステキ!
矢印に従って・・・ 右下の道具なんだっけ? 意味ありげ
近未来的な?アプローチ。ワクワク♪
さぁ、いよいよ中に入ります。
施設の人は誰もいなくて、勝手に入るところがまたミステリアス・・・
すると目の前に、こんな世界が・・・
おおーっ、繰り広げられるワンダーランド!
ここはいったいどこなのー?
雰囲気ある棚の中には、
キモいものがいっぱい♪(お見せできないもっとキモいものがたくさんあります)
超ちっちぇー骨
おたまじゃくし~カエルもあるよ
壮観
ダチョウか?
アフラック!
うさんくさい機械たち
カッコいい男の部屋?
解剖学の教授。まさか自分もコレクションされるとは!
・・・本日は1Fまでといたします。
いやー、よくこの世界を作り上げたなぁ~!と感心しました。
人間が本能として持っている好奇心を目覚めさせるワンダーランドとでも申しましょうか。
それだけでなく、しっかりオシャレですよね♪
どういう方がアートディレクションというか、インテリアコーディネートというか
しているんでしょうね?荒俣宏さんか?
東大の底力を感じました。
これは凄い東京大学コレクション (とんぼの本)/荒俣 宏
1,680円 Amazon.co.jp
こちらもおススメ!
日本のヴンダーカンマー、お楽しみいただけましたか?
1Fは、雰囲気ある自然史博物館といった趣でしたね♪
次回は、階段を昇って・・・ (人体模型が見えてる!)
さらなるH.P.DECO的世界が待っている2Fを探検します。
お楽しみに~♪
<2013.07.11追記>
「驚異の部屋 展」は、2012年9月30日で終了となり、
2013年3月21日より、JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
としてスケールアップして生まれ変わりました。
<関連記事>
(前編)海外インテリア好き必見!H.P.DECO的趣味のルーツはここにあった
(後編)海外インテリア好き必見!H.P.DECO的趣味のルーツはここにあった
(続編)H.P.DECO的趣味のルーツはここにあった! – インターメディアテク礼賛
お読みいただいてありがとうございました!
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
応援の1クリック、ぜひお願いします♪
(中編)海外インテリア好き必見!H.P.DECO的趣味のルーツはここにあった
スポンサーリンク
スポンサーリンク
SECRET: 0
PASS:
すてき!すてき!!
だいすきな世界観ですー!
アフラック(笑)
SECRET: 0
PASS:
いつも楽しく拝見させていただいてます★
すきすきステキ~~( ´艸`)
ここ、行ったことあったけど、外観が中華っぽくて特に気にせず入ってなかったのですが・・・
何気に家具が素晴らしいですね!!
ナイスな情報をありがとうございます。
さっそく行ってみよ♪
SECRET: 0
PASS:
コメントありがとうございます。この良さをわかっていただけて、うれし~!
アフラックダックもすべて本物というのが、やや怖いですが、こんな世界があったのかーという驚きがありますよ♪
SECRET: 0
PASS:
お読みいただいてありがとうございます♪
確かに中華っぽいともいえますね。この中があんなふうになっているとは、思いもよりませんね。
次回ブログで2階をご紹介しますが、それを読まずに体験していただいたほうがいいと思います。特に2階がいいんですよー!